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冬季研修会

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冬季研修会ニュース−こんなことも学んでみませんか−
(講座CEF追加内容紹介、ご質問へのお答え)

午前の講座(10:30〜12:30)

講座A

テーマ 支援のためのアセスメント
講師 伊丹昌一氏(大阪府教育センター支援教育研究室)
内容 アセスメント(子ども理解)の概説と最新の心理アセスメントツール(DN-CAS、WISC-4)についての概要、DN-CASを用いた支援事例について発表していただきます。

講座B

テーマ バーチャルAD/HD
−AD/HDのある子どもの世界を疑似体験−
講師 熊野健司 氏(ヤンセンファーマ株式会社 マーケティング本部)
内容 「バーチャルAD/HD」は、「見えにくい障害」とも言われてきたAD/HDの病態や症状、当事者である子どもたちの心情を理解するためのツールとして制作されました。周囲の人間が、当事者の思いのほどを理解し、適切な支援へとつなげていくことを目的として、医療の専門家による監修に加え、当事者の声なども参考にして制作されたこの装置について発表していただきます。

講座C

テーマ アクセシビリティとパワーポイント
−特別支援教育におけるPowerPointの活用とWindows 7のアクセシビリティ機能−
講師 大島友子 氏(マイクロソフト株式会社 技術統括室)
内容 文字の読み書きや認知に困難がある子どもなどの教育に利用いただけるPowerPointの活用方法および、障がいのある方を含めたすべての方がパソコンを使いやすくするためのアクセシビリティ機能につきまして、紹介していただきます。
また、2009年10月に発売された最新OS、Windows 7の概要とアクセシビリティ機能についても、Windows XPなどとの比較を交えながらお話しされるとのことです。
参考
サイト
マイクロソフト アクセシビリティ ホーム
特別支援教育での PowerPoint 活用(マイクロソフト)

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午後の講座(14:00〜16:00)

講座D

テーマ 自立活動の指導の実際
講師 貴志英彦 氏(大阪府教育センター 支援教育研究室)
内容 支援学校・支援学級では社会の変化・児童生徒の重度・重複、多様化などの様々な対応が迫られています。更に本年度は、支援学校の学習指導要領改訂において自立活動の内容も見直され、子ども一人ひとりのニーズに応じた適切な支援の充実が期待されています。従来から自立活動は、「個別指導計画」に基づき様々な指導が行われてきました。指導要領の各領域、区分に応じて目標を明確にした指導は大切ですが、それらを柔軟に捕らえつつ実践につなげていくことも大切であるといわれています。今回、動作の学習(動作法)をとりいれつつ、自立活動の実践を様々紹介しながらお話していただきます。

講座E

テーマ どのように子どもを理解し、どのように指導・支援につなげるか
−ICFの基礎・基本とその活用−
講師 齊藤博之 氏(山形県立上山養護学校教諭)
森下 亮 氏(和歌山県立南紀支援学校教諭)
逵 直美 氏(三重県立城山特別支援学校草の実分校教諭)
内容 ICFを特別支援教育の文脈で使う、という観点で次のような内容をお話しいただきます。ICFの基礎・基本/ ICFを関連的、総合的、多角的、多面的に理解する
ICF活用の観点/ICFの枠組み─「している」と「できる」/ICFの活用
ICF関連図作成ワークショップ/なぜICFを使うのか、ICFで何をするのか
参考
サイト
ICF-CY Japan Network
ICFを考える?ICFで考える??(リンク集にICFについてまとまっています)

講座F

テーマ 子どもの性を考える
−男の子・女の子の親・支援者とともに−
講師 中村昭代 氏(大阪手をつなぐ育成会 相談支援専門員)
大橋一予 氏(大阪自閉症協会)
井上ひとみ氏(大阪自閉症協会)
内容 障がいの有無に関わらず性の問題が起きるとしつけや指導がなされていないのではと問題視されがちです。発育、発達を理解して幼少期から基本的生活習慣をまず身につけることから始めませんか。のんき、根気、元気をモットーに「丁寧に、繰り返し」生きる力をつけることに取り組んでみましょう。それが性の指導の基本となります。このような内容でお話しいただきます。

講座G

テーマ 自閉症教育プロジェクト研修会
『青年期・成人期を見通して考える現在の課題』
講師 松本恵美子 氏(神戸市立知的障害者通所授産施設たまも園園長)
内容 青年期や成人期になってどのような社会的スキルが必要となるのでしょうか。現在の子ども期での取り組みはどのようにそれらの力を培っていくものとなっていくのでしょうか。あるいは、就学前期や小学校の低学年、高学年、中学校、高等学校などのそれぞれの生活年齢の段階で求められる力やそこでの目標設定はどのように考えていけばよいのでしょうか。幼児期から成人期までの一貫した成長を支援していく中で、それぞれの成長段階で押さえておくべきポイントについてもお話していただきます。

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