ホーム>60周年記念研究大会
チラシ | |
アンケート集約 | 全体会報告記事 |
講演会(午前) | |
「障がいのある子どものニーズに寄りそう支援 −支援教育の動向と今後の課題−」 | |
愛媛大学教育学部特別支援教育講座 教授 | 花熊 暁 氏 |
愛媛大学教育学部附属特別支援学校 校長 | |
花熊先生ご自身の歩みや、支援教育に関してこれまで大切にされてきたことなどにも触れていただき、この10年間取り組んで来られた、地域の学校園における特別支援教育の体制作りの動向と、社会的自立・就労を視野に入れた長期的な観点に立っての支援について、お話していただきます。 |
分科会(午後) | 分科会報告記事 | ||
第1分科会 | 共生推進・自立支援の実践 | ||
高等学校におけるともに学び、ともに 育つ教育の実践 | ・大阪府立枚岡樟風高等学校 教諭 大原有則 ・大阪府立松原高等学校 教諭 中川泰輔 ・大阪府立西成高等学校 教諭 澁谷花菜子 |
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説明 「共に生きる」仲間作り 〜枚岡樟風高校における支援教育の取り組み〜 大阪府立枚岡樟風高等学校 1.「共生推進教室」という枠組み〜「自立支援コース」との差異 2.仲間作りに必要な環境作り 3.本校の取り組みの特徴 |
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第2分科会 | 関係機関との連携 | ||
他機関と連携して自閉症スペクトラム 障がいのある子どもたちの支援にあたった実践について | ・大阪自閉症支援センター 大澤佳世子 ・高槻市教育委員会教育指導課 副主幹 佐藤美恵 ・高槻市立第九中学校 教諭 稲岡美香子・教諭 山中洋子 |
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説明 高槻市の中学校で、自閉症スペクトラム障害のある生徒を迎えるにあたって特別支援学級担任が戸惑うことがあり、昨年度高槻市の教育委員会の事業である「ペアサポート」を受けることにしました。大阪自閉症支援センターの大澤先生や、市内の他校の教師の助言を受けて、生徒の特性を理解しながら、日々の教材や、行事に参加するための色々な工夫をしていった事例を報告します。 | |||
第3分科会 | 発達障がいのある子どもの理解と具体的支援 | ||
発達障がいのある子どもたちへの理解と具体的な支援のあり方について | ・大阪府立守口支援学校 首席 早野眞美 ・和泉市立光明台南小学校 教頭 浜崎仁子 及び保護者の方々 ・和泉市立富秋中学校 教諭 原田尚史・教諭 玉野良和 |
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説明 「支援教育の視点からの生徒指導と学習環境作り」 原田尚史・玉野良和 和泉市立富秋中学校 教諭 原田尚史・教諭 玉野良和 支援教育の視点から、事後対応ではなく、事前に前向きなアプローチを 生徒それぞれの特性に応じて行っていくことの重要性について発表します。 普段の校内での取り組みをもとに発表します。 発達障害のある子どもの理解と支援 浜崎 仁子&保護者 〜障がい理解をベースに「その子」理解を!〜 障がい理解と「その子」理解〜特にコミュニケーション障がいについて〜 障がい理解に基づいた具体的支援とは? 伝わりやすい言葉がけ |
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第4分科会 | 「個別の教育支援計画」の作成と活用 | ||
・小・中学校巡回相談事例から考える通 常の学級で支援を必要とする子どもの支援計画・指導記録について ・高等学校における作成と活用について |
・大阪府立交野支援学校 指導教諭 藤野洋子 ・大阪府立交野支援学校 指導教諭 丹羽はるか ・大阪府立佐野工科高校定時制の課程 林 茂樹 |
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説明 大阪府立佐野工科高校定時制の課程 林 茂樹 高校における支援教育のとりくみは始まったばかりである。学校から社会へ自立を控えた生徒にどんな力をつけるべきなの。制度や枠組みが小中学校とは異なる高等学校での課題について実践を踏まえた報告をしたいと考えています。 |
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第5分科会 | 学校におけるICTの活用 | ||
ICTを活用した10年後の支援教室、支援学校の姿をパネルディスカッションを通して考える | ・香川大学教育学部 准教授 坂井 聡 ・兵庫教育大学大学院学校教育研究科 助教 小川修史 ・仙台高等専門学校 教授 竹島久志 ・国立特別支援教育総合研究所教育情報部 総括研究員 金森克浩 |
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説明 ICTを生かした支援の可能性 坂井聡(香川大学) 障害者の権利に関する条約/現在批准に向けての作業中/改正障害者基本法が施行 改正障害者基本法改正案/障がいは環境の影響を受ける/どう考えればよいのか/できてよかったね/ これならできるかも/ 引き出される力を考えると見えてくる/ 障がいのある子どもが本当の力を発揮できるように/ ICTの活用は 初任教師に多くみられる傾向に加え,効率的な研修の在り方について 小川修史(兵庫教育大学大学院学校教育研究科 助教) 10年後,技術はさらに進み,支援機器やデジタル教材が普及しているかもしれません.しかし,同時に使う側(教師や支援者)の専門性も求められることになるかと思います.そこで,「初任教師の専門性向上」を目的として,「ICTを用いた研修支援」について研究しています.本発表では,現在までに実施してきた実践内容について報告し,初任教師に多くみられる傾向に加え,効率的な研修の在り方について報告します. 重度・重複障害児のための教育活動支援機器/ソフトの開発 竹島久志(仙台高等専門学校) 主に知的障害を併せ持つ重度肢体不自由児のスイッチ活動を支援するための機器やソフトを開発してきました。これまでに開発した「パルス出力付きスイッチラッチ&タイマー」、「スイッチ対応学習型赤外線リモコン」などに紹介します。これらは製作講座を通じて配布しています。現在または今後、どのような支援機器が必要なのか議論できれば幸いです。 |
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第6分科会 | 特別支援教育におけるキャリア教育 | ||
・知的支援学校におけるキャリア教育の 実践紹介 ・キャリア教育とは |
・大阪府立堺工科高等学校 校長 亀平福一 ・信州大学教育学部 教授 永松裕希 |
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説明 特別支援教育におけるキャリア教育 信州大学教育学部 永松裕希 1 キャリア教育が目指すこととその社会的背景 2 キャリア教育の定義とその意義 3 特別支援学校におけるキャリア教育の体系 4 特別支援学校における教育課程の編成とキャリア教育 |